ツーリングに行ってきたヨ(1ヶ月前に)
先日、オッサンがバイクの師匠と仰ぐY村さん(仮名)から、
「ブログ、見てますよ~」
とのありがたい言葉をいただいた。
「ブログ、見てますよ~(なんや更新が少ないな? もっときりきり書かんかい!)」
…こういうことですねわかります。
ひぃぃ、一ヶ月も放置しててスンマセン!
※実物のY村さんは紳士な方です
というわけで。
ネタもないので、7月の上旬に行ってきたツーリングについて書いてみる。いまさら。
こんな感じで走ってきた。
熊本を出て反時計回りに「有明海を一週するツーリング」である。
有明海とはなんぞや?という方はこの地図も参照。
九州の真ん中にある内海(湾入ともいうらしい)である。
干拓事業で揉めて、地元民と国が裁判合戦していることで有名かも。
さて。熊本を出て向かったのは、お隣である佐賀県。
これだけじゃよくわからないと思うが、佐賀空港である。
いやほら、V-22が来るかもーってニュースになったじゃないか。
http://mainichi.jp/articles/20160604/k00/00e/040/222000c
どんなところなのか一度見てみたかったのだ。
うん。想像以上に、周囲はなんにも無かった。
展望所って、どこも有料なのか?
意外に…と言っては失礼かもしれないが、空港内は利用客で賑わっていた。
空港の端にひっそり展示されていた国産旅客機YS-11とツーショット。
デカイ!
まあ、地元の熊本空港にも展示されているから、見慣れてはいるのだけども。
空港を出て向かったのは、ラムサール条約湿地に登録された「東よか干潟」
よくわからないが、すごいことなんだろう。
周辺は公園として整備されていて、子ども連れファミリーの楽しげな歓声が響いていた。
独り身にはなかなか辛いシチュエーションである。
お次は、祐徳稲荷神社。
門前商店街を抜け、ぶらぶらと散策する。
残念なことに、この旅程、天気がすごく不安定で、むちゃくちゃ暑いと思いきや、バケツをひっくり返したような通り雨に襲われたりして、あまり写真を撮れていない。
雨に濡れてカメラの調子が不安定になってしまった。まだ買ったばかりなのに…
結局、夕方になるにつれ雨脚が強まり、オッサンは追い立てられるように早めのチェックイン。
今回お世話になったのは、佐賀の太良町というところにある「旅館 鶴荘」
一年中食べられるという名物の竹崎がに。
いやー 美味でしたな。オッサンは甲殻類アレルギーであることを忘れるくらいに。
この宿のもう一つの名物、日本酒サーバー。
90分飲み放題で、しこたま飲ませていただいた。
冒頭のY村さん(仮名)に話したところ、「注ぎ口の真下で仰向けになっていたい」という素敵なコメント。
それ、たぶん死ぬ。
この温泉宿の何が嬉しいって、オッサンのような一人旅もOKというところ。
なかなか受け入れてもらえないんだなこれが。ほら、なんか怪しいみたいで。
翌日。
向かった先「竹崎城跡展望台」は、佐賀県の最南端に位置する。
島原の乱の後、廃城になっているので、天守を模したただの展望台であるが。
なかなか良い景色。
海と山を一望できるロケーション。それがかつてここが重要拠点であったことを教えてくれる。
この展望台の詳細については、
こちらのサイトをご覧いただきたい。
実はこの後からまた天気が崩れて、ひたすら走りっぱなしとなってしまった。
もはや意地で、長崎の島原半島を南下し、
天草へと渡るフェリーに乗る。
ほんの僅かに晴れた瞬間。ほんの数分後、どしゃぶりである。
天草に上陸してからも、まるで修行僧のようにただひたすら風雨に耐え走り続けるオッサンであった。
特にヤマもオチも無く。
全身びしょぬれで何とか家にたどり着いたのでありました。
そういえば、セローに履いているTR-011 ツーリスト。
今回は ぼっちバイカー様に教えてもらったとおり、空気圧を結構落として乗ってみた。
フロントはチューブなので1.0、リアは(はじめてこんなに落としたけど)0.7。
…すごいねこれは。
セロー標準の空気圧が前後1.5くらいなのだけど、タイヤは空気をたくさん入れればいいってもんじゃないんだなと。
舗装路、実に乗りやすい。
バンクさせたときに捩れるような感覚も、むしろ軽減されたような?
(あとから調べたら、空気を入れすぎるとむしろ捩れる癖があるタイヤみたい)
あとはライフか。
軽トラに乗せてオイシイ道だけ走って楽しむ予定なので、2年くらい持ってくれると嬉しいものだけど。